2007年11月02日

母直伝!ポークソテー入りのコロッケ…そして昨日の夢の話。

ポークソテー入りコロッケこの「ポークソテー入りのコロッケ」のことは、前にも書いたかもしれないけれど、再び。私がいつも作るコロッケは、合びきと玉ねぎを炒めて塩・コショー・ナツメグで味付けをし、刻んだゆで卵と一緒にじゃがいもとあわせる、ちょっとピロシキみたいなやつです。

母がずっと作っていたのは、豚ロースの切り身をバターでソテーした、いわゆるポークソテーをまず作り、それを1〜1.5センチ角に刻んだものと、別にバターで炒めておいた玉ねぎをじゃがいもと合わせたもの。しかも、形をつくる限界まで牛乳を入れるので、口に入れたときにはふんわりとやわらか。

まるでクリームコロッケとポテトコロッケの合体みたいな食感の後、黒コショーが効いた豚肉のうまみが広がって、「これはご馳走!」という気持ちにさせられます。手間がかかるので、これを作ってくれたのは時間に余裕がある『特別』なときだったような気がします。



コロッケの中はこんなふうです昨日、久しぶりに、母のやり方を思い出しながら作ってみたのですが、やっぱりおいしい!

中身はこんな感じです。肉の存在感がけっこうありますよね。


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なんて、昨日は母のことを思い出していたら、今朝方、母の夢をみました。私が母の夢を見ているときは、たいてい『これって夢だ』って気がついてしまうんですよね。確かに夢の中にいるということを自覚しているというか。

昨日の夢でも、母と「温かい紅茶かコーヒーでものみましょうか」と言いながら、どこかの喫茶店に入って、メニューを見ていたところで、夢の中の私がふと気づいてしまったんです。「おかしいよ。お母さんはもういないんだもの」

そこで夢の中の私は猛烈に悲しくなって泣き出してしまい、母は「どうしたの?急に」と。「ごめんね、何でもない」と言いながら、また泣いて、「こんなに泣いたら、きっと起きちゃう。せっかく久しぶりに会えたのだから、もっと話していたいのに」と考えて、また泣いてしまい…やがて目が覚めたのでした。

気がつくと、私は涙でぐっしょり。夢を見ながら泣くという体験を始めてしました。

それにしても、亡くなってから13年。こんなふうに情けない私では、母は成仏できていないのではないかと心配になります。ごめんね、お母さん。

コロッケの話から脱線してしまいました。今朝の夢の記憶があまりに鮮やかだったのでつい。「母のお墓参りと献血の話」とか「黒豆の話」とか、度々このブログに母との思い出話が出てきているので、わかってくださる方もいらっしゃるかと思い…




kyoko0707k at 17:05│Comments(3)TrackBack(0) 今日の一品 

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この記事へのコメント

1. Posted by maru   2007年11月06日 09:53
夢を見たり、思い出したりするときというのは、本当にそばに居るときなんですって。成仏してるしてないということではなく。見守ってくださってるんですね、きっと。
2. Posted by sally   2007年11月06日 16:00
☆maruさん

すみません、こんなコメントしづらいブログにコメントしていただいて。
そばにいるということ自体、心配かけてて申し訳ない気がしてならないのですが。でも、「見守ってくれている」と考えれば、元気が出るような気がします。お寺の娘さんのmaruさんが言うのだから、説得力があります。
「お母さん、ごめんね」…ではなく、「お母さん、ありがとう」と感謝すればいいのですよね。私、生きている頃の母とけんかばかりしていた挙句に、20歳で家を出ているので、どうしても母へ後悔の念が強くて。闘病中の最後の4か月はつきっきりで看病できたから、それでよかったと言い聞かせてはいるのだけれど、「孝行したいときに親はなし」です、本当に。
3. Posted by Cheap Salomon Shoes   2014年04月06日 01:20
very well since sally's Blog:母直伝!ポークソテー入りのコロッケ…そして昨日の夢の話。 - livedoor Blog(ブログ) posts. You're an authority Cheap Salomon Shoes in this particular subject matter!

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