2006年08月04日

街を歩くこと、誰かと出会うこと。

浅間神社昨日の取材の話の続きです。県立行田公園で夏気分を満喫したまではよかったのですが、そこからの帰り道が大変で…。

健脚を誇る私ですが、夏全開&照り返しの下、カメラや資料などなど、たくさんの荷物を持って歩くのは体力が入りました(トホホ)。おまけに、親切なんだか、不親切なんだか分からないおまわりさんの道案内で遠回りを強いられ、さらにトホホなありさまで。これについては、仕事のブログに書きましたので、こちらもお読みくださいませ。

で、話は少し戻って、行田公園に行くために駅前のバス停に立っていた時のこと。たくさんの荷物を抱えた初老の女性が話しかけてきたんです。「このバスでいいのかなぁ。細かいお金あったかなあ」と、挙動不審だったせいか、「どこまでいらっしゃるの?」と。

これこれしかじかと話すと、「私と同じバス停で降りればいいので、一緒に乗りましょう」と言った後、「ほら、見て。この袋に入ってるのは3か月分のお薬なの。すごい量でしょう?」

なんでも、国立がんセンター有明病院に行ってきた帰りだそうで、その薬はご主人のもの。4月20日に市の健康診断をご夫婦で受けたら、早期の胃がんが発見されて、近くの病院で再検査。そして、がんセンターで6月5日に手術をし、昨日が退院後2回目の検診だったとのこと。胃を2/3切除する手術だったにもかかわらず、術後は大変順調で、ご飯をお茶碗1膳食べられるようになってうれしいということまで、ニコニコしながら話してくれたんです。

「有明病院はとても人気があってなかなか入れないけれど、たまたま最初に行った近所の病院の先生につてがあったので、よかったの」
「消化のいいものにしないと…と思って、ハンバーグのつなぎに大和芋を入れてみたら、とてもふんわりしておいしくできたの。あなたも試してみてね」

始終にこにこと穏やかに話す様子に、こちらまでにこにこしてしまいました。本当は心配で心配でたまらない日々が続いていたと思うのですが、昨日の検診で「大丈夫」と先生に太鼓判を押されて、心からホッとしたのでしょうね。だから、誰かに聞いてほしかったのではと思います。

公園のそばのバス停で降りて「暑さで、お疲れが出ませんように。いろいろとありがとうございました」と挨拶する私に「あら、ありがとう! でも大丈夫よ」とまたニッコリ。こうした人と人との出会いがあると、本当に幸せだなと思います。

公園の帰り道では、大回りをしてヘロヘロになったけれど、冒頭の写真にあるような、立派な神社を見つけることができ、これまた幸せ気分に。私は初めての街に出かけるときには、どうしてもその土地のお宮さんに行って、ご挨拶と「取材がうまく行きますように」というお願いをしないと気がすまないので、よかったです。

それに、自分の足で歩かないと、やっぱり街の様子はわからないしね! 実家の父に言わせると「いい年をして、いつまでそんな体力勝負みたいな仕事をしているんだね」ということになるんですが、外に出て歩かないと誰かに出会えないし、「おお!」という感動にも出合いにくいでしょ。

…と何だか偉そうなことを書いたくせに、やっぱり昨日の疲れがドッと出ていて、今日も取材に行くはずが、家で原稿を書く日に変更してしまいました。“現場主義”で行くには、もっと体を鍛えないと!

kyoko0707k at 18:19│Comments(2)TrackBack(0) 仕事のこと | つれづれなるままに

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この記事へのコメント

1. Posted by M@rk   2006年08月04日 23:34
取材の帰りは大変だったみたいですね。
でも、行きのお祖母さんとのコミュニケーション、なんか微笑ましく感じました。
大和芋入りのハンバーグ、sallyさん作ってみて感想聞かせて下さいね!
ここ数日お天気も良いし、緑の芝生でゴロンとして空を仰ぎたいです。
「仕事のブログ」で拝見した景色は、忙しい日々の中に現れたオアシスみたいでした。
今度自分も行ってみようかなぁ。
2. Posted by エルメス 財布   2013年12月28日 08:57
They wandered a little on the rocks; they stopped to look into a narrow chasm where the rising tide made a curious bellowing sound. It was loud enough to prevent their hearing each other, and they stood for some moments in silence. The girl’s eyes took in her companion, observing him attentively but covertly, as those of women even in blinking youth know how to do. Lord Lambeth repaid contemplation; tall straight and strong, he was handsome as certain young Englishmen, and certain young Englishmen almost alone, are handsome; with a perfect finish of feature and a visible repose of mind, an inaccessibility to questions, somehow stamped in by the same strong die and pressure that nature, designing a precious medal, had selected and applied. It was not that he looked stupid; it was only, we assume, that his perceptions didn’t show in his face for restless or his imagination for irritable. He was not, as he would himself have said, tremendously clever; but, though there was rather a constant appeal for delay in his waiting, his perfectly patient eye, this registered simplicity had its beauty as well and, whatever it might have appeared to plead for, didn’t plead in the name of indifference or inaction. This most searching of his new friends thought him the handsomest young man she had ever seen; and Bessie Alden’s imagination, unlike that of her companion, was irritable. He, however, had already made up his mind, quite originally and without aid, that she had a grace exceedingly her own.
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