2006年07月06日

江國香織「号泣する準備はできていた」

江國香織の直木賞受賞作品「号泣する準備はできていた」がようやく文庫本になったので、読んでしまうのがもったいないような気持ちだったけれど、大切に大切に読みました。

作者が少しずつ年を重ねていくように、小説に登場する主人公たちも以前の作品よりも年齢が上になってきていて、この短編集に出てくる女性たちもみな30代後半です。そして、日々の淡々とした生活の中に何かを抱えていて、だけど自分の気持ちに正直に、まっすぐに生きている…

この作品の中にも、確かに私自身がいるし、自分と重ね合わせて読むと心がひりひりとして辛かったりもします。

でも読後にあるのは、「だけど、これでいいんだよね? だって私は私だもの。これが私らしく生きるということだもの」という確かな答え。読者それぞれの「私らしいまっすぐな生き方」を再確認させてくれるような気がしてなりません。

この作品集の奥にあるもののこと、男の人にはわからないかも…


号泣する準備はできていた


kyoko0707k at 16:23│Comments(1)TrackBack(0) 本のこと 

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この記事へのコメント

1. Posted by miumiu 財布 2013   2013年12月24日 20:36
He was a tall, lanky and virtuous German, with tangled red hair, and spectacles on his hooked nose.
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