2006年07月02日

東野圭吾「時生(トキオ)」

時生

昨年、NHKの夜の連続テレビ小説で放映されていて、ところどころ見ていた「時生(トキオ)」。国分太一と嵐の桜井くんの共演がとても印象に残っていたものの、きちんと筋を追ってみていなかったので、ずっと気になっていたドラマの原作をようやく読むことができました。

週末に書店で購入して、今日一気読み。3時間半で読了しました。会話が多いせいもありますが、さすが東野圭吾の作品だけあって、先へ先へと読ませる力はすごいです。未来の息子と、若気の至り満開で、ちゃらんぽらんなことこの上ない父親とのやりとりが、テンポよく進んでいって見事。

話の核になっている追走劇そのものは、たいして魅力的だとも思えないのに、こんなにも引き込まれるのは、やはり、時生と拓実という未来の親子の会話や隠されたエピソードが胸を打つからでしょう。

最後は泣くまいと思っても、涙があふれました。でも、不思議に心がさわやかです。
東野ファンはもちろんのこと、息子のいる父親たちに、そしていつかは父親になるかもしれない若者たちに、そして、その母親たちにも…おすすめの1冊です。

kyoko0707k at 23:47│Comments(0)TrackBack(0) 本のこと 

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