2006年06月09日

ちょっとひと休み…

アイロン台立ったままでも、スツールに腰掛けながらでもアイロン掛けOKの、アイロン台を買いました。何を隠そう、私はアイロン掛けが苦手です。1枚のワイシャツのアイロン掛けに膨大な時間がかかり、どんなにがんばってもなんだかなぁの仕上がり。

今は、クリーニング店のワイシャツの料金も、ずいぶん安くなっていて、「私の仕事を時給換算したら、私がアイロンを掛けるよりずっと安上がり!」との結論から、ワイシャツは家では洗濯してません。でも、休日用のシャツとか、ハンカチとか、スーツのズボンとか、アイロンを掛ける場面はいろいろあるわけで…

で、思い立って、こんなアイロン台を買ってみたら、とても快適♪ ひゃ〜、「素敵な主婦」って感じ!と悦に入っております。

* * *

閑話休題。実は、昨年10月から2足のわらじでがんばってきた、某ベンチャー企業の企画・広報の仕事を辞めることにしました。すでに、引継ぎといったらいいのか(後任は決まっていない模様)、残っている仕事のみ、片付けているところです。

8ヶ月間突っ走ってきて、その中で「書く仕事」がどんどん増えてきたときに、ライターの立場だったら、採算を度外視していい記事のために取材を重ねて納得のいくものを書けるのに、企業の企画・広報の立場だと、体裁だけ整えればそれでよかったり、目に見える収益につながらないと、トップからは厳しく言われるわけで…。

私が忙しすぎるのなら、アシスタントをつけるとも言われたのですが、私はやっぱり現場主義の人間で、自分の目でみて納得できないと何か書けないし、企画だってできない。

まあ、それだけが理由ではないのですが、心も体も疲労困憊してしまい、原点であるライターに戻ることにしました。8ヶ月間の出会いの中で、これまで自分には専門分野がないと思っていたのに、もっと突き詰めて書いてみたいことも見つかったし、素敵な仲間も見つかりました。

こんなふうにアイロン掛けをしながらアイデアを考えたり、少し休んでリフレッシュして、再出発しようと思っています。すでに某専門誌の編集長とのやりとりの中で、連載記事を書くことも決まりました。「都内に事務所!」という密かな夢を抱きつつ、新たなsallyの第一歩を踏み出します。

これを読んでいてくださっている、制作会社や編プロの関係者の皆さま、そういうわけで再びフリーに戻りましたので、どうかよろしくお願いします(あらためて、ご挨拶にうかがいます!)

kyoko0707k at 09:11│Comments(16)TrackBack(0) 仕事のこと | つれづれなるままに

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この記事へのコメント

1. Posted by hatahata   2006年06月09日 09:49
sallyさん、お疲れ様でした!お帰りなさい!

また、倒れてしまうほどがんばってしまうのではないかと
ちょっとハラハラしていたので、
(今回の忙しさは、今までとは異質だったようなので)
私もちょっとホッとしました。
(ちょっと偉そうですね。ごめんなさい)

もう8ヶ月もたっていたんですね。
文章を拝見していると、再出発に向けて、
sallyさんの晴れ晴れとした笑顔が見えるようです。
知らない世界に飛び込んで、いろんな心労もあって、
でも、たくさんのことを得て戻ってきたsallyさん、
本当にお疲れ様でした。
(sallyさんがたくさんのことを得た8ヶ月間に、
私は何を得たのだろうと、ちょっと反省したりもします)

都内で事務所! 
そのバイタリティ、いつも感心、尊敬いたします。

これからも宜しくお願いいたします!
2. Posted by maru   2006年06月09日 15:26
私、アイロンがけは結構好きです☆
ぱりっとするのが気持ちよくて。

**
おつかれさまでした。
少しでも得るものがあったのであれば、良かったなぁと
思います。(というか、そうであることを願ってます)
いつか「アレも無駄ではなかったんだ」と笑えたら
いいですね。

都内で事務所、、いいですね。 応援しています☆
3. Posted by のま☆   2006年06月09日 16:45
ゆっくり考えられる時間ができてよかったですね。
やっぱり好きなお仕事をしているsallyさんは素敵です!
きっとご家族からも「大変良く頑張りましたで賞」花◎
をもらえることかと。
これからもいい仕事してください〜☆
4. Posted by mari   2006年06月09日 18:44
sallyさん、お疲れさまでした。
悩まれたことと拝察しますが、決めることができたなら、それが一番の道なのだと思います。
これからもsallyさんらしく生き生きとお仕事できることをお祈りします。
sallyさんの文を読んで、一勤め人として自戒しました。
私も私なりに、与えられた環境の中で頑張って行こうと思います…。ではまた♪
5. Posted by 村上来夏   2006年06月09日 21:47
sallyさん、こん★☆は♪

8ヶ月間お疲れ様でした。
理想と現実の違いに、悔しかったり悲しかったり。
でも、sallyさんは、もう次の目標(夢)に向かって
走っておられるようですね!
専門誌での連載ですか・・・憧れますよ。

Yes,I Can.(私は出来る!)
6. Posted by M@rk   2006年06月10日 20:21
5 アイロン掛け、自分も苦手です。
最近はsallyさんと同じ考えで、クリーニングに出しています。
あと、形態安定のシャツを買ったりもして、アイロン掛けからは遠ざけています。
オトコ一人身のアイロン掛けは、郷愁誘うので・・・

お仕事、お疲れ様でした
そんな忙しさの中でも、仕事と家庭を頑張る姿はとても素敵です。
自分は仕事終えて家に帰ったら、何もする気がしなくて、ご飯もスーパーで惣菜買ってきて、食べて寝る生活なので、仕事と家業を両立する女性は魅力的です

そんなsallyさんが選択した道ですから、これは良いスタートになると信じています。
Starting Overを応援します
7. Posted by FISH   2006年06月10日 21:17
4 こんにちわ。sallyさん。

そんなに、お疲れだったとは…。
でも、文面からは7月の太陽みたいな清々しさが感じられます。
いいリスタートですね。

sallyさんを見習って私も、新しいスタートを切ろうかなぁ…と考えてしまいました。

7月の晴れた日にでも、逢えるといいなぁ。連絡いたします。

ちなみに、私のYシャツ1枚のアイロンがけの所要時間は20分です。

8. Posted by ゲンガー   2006年06月12日 09:25
こんにちは。そしてお疲れ様でした。

重荷と感じたらサッサと降ろしましょう。たとえ「我慢が足りない?」という言葉が思い浮かんでも「重荷と感じること自体が求めているのと違う」のだと思います。

8ヶ月の間に何かを発見できて、今度はそれに向かって行くわけですね。
9. Posted by sally   2006年06月13日 01:31
>hatahataさん

「お帰りなさい!」の言葉、うれしかったです。
本当は、カメラマンのS氏とも最後の同行取材の折に約束したように、3年くらいはがんばりたかったんですけどね。
これも1つの挫折なのかなあ。

だけど、本当に得たものもいっぱいあって、とても幸せだったと思っています。それに、「今、ここにある仕事をつかみとって、心をこめて書いていく」というだけでない、ライターの精神というか、今後のビジョンのようなものができたのも収穫だったなと。

積もる話もたくさんあるので、近いうちにぜひ、飲みにいきましょう! 
10. Posted by sally   2006年06月13日 01:36
>maruさん

8ヶ月間、ありがとうございました。この出会いはかけがえのないものだったと思っています。
私、どれだけmaruさんのことを、いろいろな人に自慢したことでしょう。「あのね、すごい人に会ったの。私よりずっと年下なのにお姉さんみたいで、今までに出会った誰よりも頭のいい人、尊敬できる人と一緒に仕事をしているんだから」と。

これから歩む道は違っても、お互いにベストを尽くせますように。

ずっとずっとよろしくお願いします☆
11. Posted by sally   2006年06月13日 01:43
>のま☆さん

あたたかい言葉、ありがとうございます。
私、いつも仕事の話になると止まらなくなっちゃって、それをいつもニコニコ聞いてくださる、のま☆さんのこと、感謝しています。

ちょっと辛抱が足りなかった気もするけれど、私としてはかなり前向きな選択だったつもりです。今は、これからのことを考えるとなんだかワクワクしてしまって、ベッドに入っても目が冴えてしまうくらい。

あ、また、焼き鳥(もしくは立ち飲みでも)行きましょー!
12. Posted by sally   2006年06月13日 01:58
>mariさん

たった8ヶ月で辞める決意をしてしまい、しかも何の結果も出せなかった私なので、本当はお恥ずかしい限りです。でもこうしてたくさんの人に、それでよかったのではと言っていただけて、幸せです。

今まで、「現在(いま)」に一生懸命すぎて、「未来(これから)」のことを見据えてこなかったけれど、何か世の中の人に喜んでもらえるような、誰かのためになるような、そんな仕事を「書くこと」も含めてやっていきたいなと思っています。ちょうど子育ても一段落したし、人生の第2ステージいや、第3ステージに入るところですしね。

これからも応援よろしくお願いします!
13. Posted by sally   2006年06月13日 02:09
>村上来夏さん

>理想と現実の違いに、悔しかったり悲しかったり。

そうなんです、そのとおりなんです。今さらながら、『会社』という組織の中では、思い通りになんてならないことを身にしみて感じる日々でした。

もうちょっとがんばってみてもよかったけれど、「ならば自分でやってみよう!」という踏ん切りがついたんです。私の得意分野は取材して書くことなので、原点にかえって、まずはそこから。そして、次のステップは「起業」かな…なんてね、大それたこと、考えてます。

>Yes,I Can.

はい、がんばります。私が私らしく生きられるように。そして、この言葉を、村上来夏さんの夢に。

Yes,You Can.(あなたは出来る!)

14. Posted by sally   2006年06月13日 02:17
>M@rkさん

器用なM@rkさんなのに、アイロンがけ、苦手なんですか?
じゃあ、私がだめでも仕方ないですねぇ(笑)

いつもほめてくださって、どんなに勇気づけられていることでしょう。本当にありがとうございます。

みなさんにいい報告ができるように、自分が納得のいく仕事ができるように、力を尽くしたいと思いますので、これからも応援してくださいね。
15. Posted by sally   2006年06月13日 02:25
>FISHさん

7月の晴れた日に! なんて素敵なんでしょう。
(でも、いまだFISHさんが本当は誰なのかわからず…なので、ちょっとドキドキ!)

来月私はまた一つ年齢を重ねますが、それもまた、いいかなあとね。「女はこれから!」なんて、開き直りでなしに、けっこう本気で思っています。

きっと、ご連絡くださいませね。お会いできるのを楽しみにしています☆
16. Posted by sally   2006年06月13日 02:32
>ゲンガーさん

含蓄のあるお言葉、ありがとうございます!

ゲンガーさんとは、お目にかかったことがないけれど、確か、これまで私が働いていたH社のことをご存知のはず…。会社のブログなども見ていただいていたような。広報ということで、顔も名前も出して、がんばってみたんですが、私の本当にやりたいことは、この会社の中ではできないという結論にいたってしまいました。

でも、次の目標も、夢も見つけたので、あとはそれに向かってまい進するのみ! これからも応援してくださいね。

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