2006年03月09日

俵万智「かすみ草のおねえさん」

かすみ草のおねえさん

今、俵万智さんのエッセイにはまっています。彼女と私は同い年。この「かすみ草のおねえさん」は、俵さんが27歳から31歳のころに書いたエッセイ集ですが、少しも昔の話に感じられず、共感することが多い本でした。

私は、俵さんや林あまりさんなどの歌集を読むのがとても好きだけれど、自分では作れません。でも、俵さんの言葉に対する考え方や、日本語への思い、どこか生真面目なところ、それでいて思いがけないような大胆さのあるところ(ほら、俵さんはシングル・マザーになりましたよね)など、たぶん、私と似ているところがあるのではないかと思うのです。私は、シングル・マザーではないけれど、生真面目さと裏腹の「!」の部分がありますから。

「かすみ草のおねえさん」の最後に紹介されていた、俵さんの短歌がとても心に残っているので、紹介しますね。

「もし」という言葉のうつろ人生はあなたに一度わたしに一度

そのとおり! 私は○歳のころに戻りたい、やり直したいと思ったことがないんですね。もしもあの時にこうしていたら、あの道を選んでいたら…と考えるなんてもったいないし、シワやシミができて、若い頃みたいにピンと張った肌ではないけれど、失敗も含めて一つ一つ積んでここまで来た、今の自分が一番好きです。人との出会いも、本との出合いも、すべて必然。そう思っています。

今、私の手元にある、俵さんの本。「あなたと読む恋の歌 百首」「言葉の虫めがね」「花束のように抱かれてみたく」「三十一文字のパレット」「りんごの涙」。
アマゾンで、いっぺんに注文してしまいました。小説を読む合間に、少しずつ少しずつ、味わいながら読みたいなと思います。





kyoko0707k at 18:15│Comments(2)TrackBack(0) 本のこと 

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この記事へのコメント

1. Posted by nao   2006年03月11日 00:04
sallyさんこんばんは〜
私も俵万智さん大大大好きです(>▽<*)
サラダ記念日は何度も何度も読み返してますよ〜!
「言葉の虫めがね」は私も持ってます(*^▽^*)v
他に「旬のスケッチブック」「もう一つの恋」
も読みました〜☆☆
sallyさんがご紹介していた本もこれから読んで
みたいと思います。
そういえば、私が初めてsallyさんのページに
コメントさせていただいたのはサザンの記事でした
よね(^^ヾ好きなものが同じって嬉しいな
2. Posted by sally   2006年03月12日 22:08
☆naoちゃんも俵万智さんが好きだなんて、本当にうれしいです!

短歌も素敵だけれど、お母さんとのやりとりや、教師時代の生徒たちとのエピソード、そのほかもろもろの、日々の生き方で共感する部分がとても多いんですよね。
naoちゃんと私は母娘ほどに年齢が離れているのに、こうして本や音楽やブログを通して、「そうだよね!」って意気投合できて、幸せだなって思います。

読んだ本のすべてをブログで紹介できていなくて残念。なるべくたくさん紹介できるようにがんばりますね。これからもどうぞよろしく♪

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