2006年01月05日

石田衣良「4TEEN(フォーティーン)」

今年の1冊目が石田衣良の「4TEEN(フォーティーン)」。4人の14歳の男子中学生が主人公の、日本版「スタンド・バイ・ミー」といった感じの物語です。石田氏の直木賞受賞作品ですね。

ページをペラペラとめくって立ち読みしたときには、「ちょっと軽そうな本みたい。買って読むほどじゃないかも…」というのが正直な印象だったのですが、どうしてか再び棚に戻す気持ちになれずに暮れに買ってきた作品です。

ところが読み始めたら止まらない! のっけから泣かされ、揺さぶられ、それでいて読み飛ばすのはもったいなくて、1章1章大切に読みました。

扱っているテーマやエピソードは、結構重いものも多いのに、とにかく読後がさわやかです。新年の第1作にこの作品に出会えてよかったと思います。

読み終わったその足で、次男の部屋の戸をたたき、「とにかく読んでごらんよ。よかったから!」と本を押し付けてしまった私。長男と違って、ひたすら歌うかゲームに熱中するばかりで本をあまり読まない次男ですが、結局その晩徹夜して一気に読んでしまったとのこと(内容は、14歳の男の子のことを赤裸々に綴っているので、母と息子が語り合うには、ちょっと気恥ずかしいところもあるんですけどね…)。

石田衣良氏にしても、重松清氏にしても、私と同世代なのに、中学生の瑞々しい感性を作品に再現できるのはすごいなと思います。とにかく、中学生から大人まで、みんなにおすすめしたい作品だと思います!

4TEEN


kyoko0707k at 19:02│Comments(0)TrackBack(0) 本のこと 

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