2005年11月06日

柏神社の大銀杏

icho柏神社


ここのところ横浜での取材が多かったのですが、昨日はJR常磐線の柏駅周辺の取材に行ってきました。

改札を出て、東口のペディストリアンデッキを抜け、3〜4分ほど歩いた旧水戸街道沿いに「柏神社」という立派なお宮があります。ちょうど七五三の時期なので、土日ともなると、お参りする人たちでかなり賑わいを見せるようですが、金曜の午後の神社はひっそりとしていて、駅前の喧騒がうそのよう。

取材でさまざまな土地を訪れますが、お宮(神社)を見かけるとどうしても素通りできなくなり、「取材がうまく行きますように。素敵な出会いがありますように」と祈願してしまいます。

そんなわけで、昨日もさっそく柏神社でおまいりをしたのですが、ふと振り返って、入り口の鳥居のそばを見ると、なんとも立派な大銀杏があり、これはさぞかし樹齢がいっているだろうと、社務所の方に声をかけてしまいました。

と、これが社務所の方のツボにぴたりとはまったようで、お話をうかがうこと1時間余り。なんでも、この大銀杏は樹齢370年以上といわれ、水戸黄門がこの旧水戸街道を通られたときから、すでにここにあったとのこと。ところが、時代が流れ、柏の街の開発が進み、旧水戸街道の道幅が広がるうちに根を切られて、すっかり木が弱ってしまったのだそう。

ここ1〜2年、銀杏の数が異常に増えたこと、木にアリが住み着いている様子が気になること…などの理由で、ついに「樹木医」さんをお願いしたところ、かなり弱っていることが判明し、葉が落ちるのを待って、「治療」を開始するのだそうです。

びっくりしたのは、銀杏が異常に増えた理由。樹木医さんによると、木がいよいよ自分の寿命が近づいたことを悟り、子孫を残そうと最後の力を振り絞って銀杏をたくさんつけようとしているのだと。

千葉県には樹木医さんは3人しかいないそうですが、たまたますぐ近くの東我孫子に優秀な方がいらっしゃって、その方にお願いすることができてよかったと、神社の方はうれしそうにお話してくださいました。

治療にかかってみないと、元気になるかどうかわからないとのこと。370年もの間、柏の街を見守ってきたこの大銀杏が、これからもずっと生き続けてくれることを祈りたいと思います。

kyoko0707k at 01:57│Comments(2)TrackBack(0) 仕事のこと 

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この記事へのコメント

1. Posted by minoruinaba   2005年11月07日 08:35
柏遠征お疲れ様です。
昔、柏には用があり、月に2〜3度通っていたことがありますが、その神社も知らなければ、銀杏の木も当然知りませんでした。
もう少し視野を広く持って、少し行動範囲を広げておけばよかったかな。
でも、いい話を聞かれましたね(^_^)v
2. Posted by sally   2005年11月08日 03:06
>inaba先生

柏を知っていらっしゃったのですね。月に2〜3度とは!どんなご用事だったのかしらと気になったりして。

実はね、柏は私の実家があるところなんです。柏神社のある東口ではなくて、西口ですが。今は78になる父が一人暮らしをしています。それで、帰りに久しぶりに父のところに顔を出せるかしらと柏の取材の仕事を引き受けた次第です(笑)

でも、柏神社の由来や大銀杏のことなど、何にも知らずにきたので本当にびっくりしました。ちょうど樹医さんを頼んだタイミングに、私が銀杏のことを質問したので、感激されたようです。元日には「巫女舞」があるらしいので、見に行こうかなと思っています。

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