2005年08月07日

「ドラゴン桜」と「女王の教室」を観て考える

今、欠かさず観ているドラマといえば、私の中で音道貴子(乃南アサ原作の「凍える牙」他の主人公)として鮮やかにインプットされている天海祐希主演の「女王の教室」。鬼教師だとか、生徒をいじめすぎとか、いろいろと言われているようですが、あのドラマで描かれていることは、たとえ誇張があるにしても一つの真実だと思うので、どうしても目が離せません。

本来なら、雑用係である代表委員をやらされている女の子の「せっかく同じクラスになったんだから仲良くしようよ」とか「思い出を作りたくないの?」という意見に同調したいし、くじけないでガンバレと応援しなければならないと思うのですが、「もう少し要領よく生きなさい」と思ってしまう私がいる始末。考え方は間違っていないと思うし、必ずしもマヤに屈服する必要もないけれど、やっぱりもっと頭を使わないとね…と毎回思いながら観ています。

さて、おととい、久しぶりに阿部ちゃん主演の「ドラゴン桜」を観たのですが、マヤと桜木の両教師が目指すものは、結局同じだなあと思いました。傷害事件の濡れ衣を着せられた中尾明慶に対して、「時間がもったいないからそれを認めてしまえ」というのは、あまりにヒドイような気もしますが、ドラマのラストで濡れ衣を着せた双子の弟の前で、「悔しかったら特進クラスに入って東大に入れ。東大にさえ入れば、世の中の誰もが認めてくれる。そうでなければ一生クズのままだ」というその言葉には一理あると思わざるを得ません。

マヤも桜木もやっていることや言っていることは極端だけれど、真実を見ないで逃げようとする人に対して鋭いところを突いてくる点や、現代社会で強く生きる術を教えてくれる点については見逃せないものがあると思います。

マヤには最後までクールでいてほしいし(最終回で子どもたちが「先生が担任でよかった!」なんて言っても、二コリともしないで後姿を見せて去ってほしい!)、桜木の率いる特進クラスの面々にはぜひ東大に入ってほしいなあと願いつつ、これからの動向を見守ることにします。


ドラゴン桜 (8)


kyoko0707k at 01:13│Comments(2)TrackBack(0) つれづれなるままに 

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この記事へのコメント

1. Posted by はたはた   2005年08月07日 10:07
へへ。またコメントしちゃいます。

私もこの二つのドラマを楽しみにしています。
そして、私もこのドラマが伝えていることは、
同じだなと感じていました。

女王の教室は、あの角田光代さんの「対岸の彼女」で感じた痛さと同じものを感じて、気持ちがキューっと締め付けられるようなこともあるけれど、でも目が離せません。
2. Posted by sally   2005年08月08日 10:22
>はたはたさん

続けてコメントありがとうございます!
そうですね、女王の教室には、角田さんの世界の「痛さ」に通じるものがありますよね。
私は角田作品を10冊以上読んでいながら、まだ文庫本になっていないという理由で「対岸の彼女」を読んでいないのですが、新潮文庫から出ている、7人の作家による短編集「いじめの時間」の中にあった角田光代さんの「空のクロール」も、かなり痛い作品でした。女王の教室の中での、子どもたちの世界を思い出させます。

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