2005年07月12日

宮部みゆき「レベル7」

宮部みゆきさんの「レベル7」、文庫で656ページ。再読終了です。

うーん! やっぱりこの作品、好きです。すでに15年前に書かれたもので、宮部さんの長編4作目なのですが、次へ次へと読ませる力はものすごいものがあります。

記憶を失った男女2人が今の状況を把握しながら、過去を取り戻して、真実に行き着くストーリーと、行方不明の女子高生を探す人々とのストーリーが同時進行していて、480ページあたりで、読者はほぼ謎を解いた気持ちになるんですね。それなのに、残り、まだ200ページ近くあるのは、どうしてだろうと…。

ここまででも十分書き込んであるのに、この後さらに二転三転していくのですから、読み応え十分。それでいて、見事に着地していて、読後感もどこか爽やかです。

まだ読んだことのない方はだまされたと思ってお読みください。私の中では、宮部作品の中で今も栄光の第1位に輝いているおすすめ本です!

レベル7(セブン)


kyoko0707k at 00:09│Comments(2)TrackBack(0) 本のこと 

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この記事へのコメント

1. Posted by any   2005年11月14日 21:37
sallyさん、こんばんは。
この作品は、僕が始めて読んだ宮部作品です。この作品で宮部さんにはまり、作品は全て読みましたが、未だにこれが僕の中で一番だったりします。
sallyさんも同じということで、嬉しくてコメントさせて頂きました。
様々な謎に、適度な緊張感、そして爽やかな読後感。
何度も読み返してますが、何回読んでも面白いです。

sallyさんは、多くの本を読まれてるみたいですね。
僕ももっと読みたいのですが、最近は時間がなくてなかなか読む時間が…。
Blogの方も“映画と本の感想”としているのですが、最近は映画オンリーと化してます…。

またお邪魔させて頂きますので、これからもよろしくお願い致します。
2. Posted by sally   2005年11月15日 02:29
★anyさん

「三丁目の夕日」に続き、こちらまで!
映画の話にコメントしてくださった以上にうれしいです。
しかも、「レベル7」が一番とは…。これは運命的な出会いかも!(すみません、興奮の度が過ぎて…)

何度読み返してもおもしろいミステリーなんて、あんまりないと思うのですが、この作品は何度でも読めてしまう。

直木賞受賞作の「理由」や大作の「模倣犯」も、よく書き込まれていてさすがだと思うものの、実はあんまり好きじゃなかったりして…

私は映画を観にいく時間がなくて、本ばかりになってしまっています。映画のこと、いろいろ教えてくださいね。

本当にこれからもどうぞよろしく♪

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