2005年07月07日

誕生日に親を思う…

七夕は私の40+○回目の誕生日。
覚えやすい日ということもあって、本当にたくさんの友人・知人からメールをもらいうれしい1日でした。

とはいうものの、肝心の私は実はダウンしてまして。どうやら先週の5日連続徹夜がじわんと効いたようです。身体中が痛くて、起きようと思っても力が入らない…。午前4時就寝、5時半起床とか、そんな毎日だったから、仕方ないですね。いくら気力があっても年齢には勝てないことを実感しました。

え? そんなに、売れっ子なの?
いえいえ、そういうわけではなくて、一人暮らしをしている実家の父の心臓の具合が悪くなり、先週5日間ほど検査入院をしていたんですね。カテーテル検査の結果は、幸いにも手術の心配もなく、無理をしなければ普通の生活でOKということだったのですが、毎日病院に通っていたために、昼間はなんとか時間の合い間を縫って取材だけを終わらせ、原稿は夜中に…ということになってしまったわけです。父が退院して安心したせいもあり、ここに来て一気に疲れが出てしまったようです。

でもね、父にしてみると結構リスクの大きいカテーテル検査などをしたことでダメージがあったものの、娘と毎日顔をあわせて、いろいろな話をできたことはとても楽しかったようで、退院した日の父の最後の言葉は「これでまたずーっと会えなくなるんだよな。『仕事が忙しくって』って言うんだよな」でした。

20歳で駆け落ちして(だから子どもが大きいんです…)心配かけたのに、相変わらずこんなふうじゃだめだなあと。

誕生日は、実はその日に生まれた本人より、親の方がずっと感慨深い日だということをあらためて思いました。わずか1700グラムで生まれた未熟児の私を保育器に入れたまま、なんとタクシーで個人病院から日赤病院まで父が運んだという事実…いつ息を引き取るか分からないと言われていて、神に祈る気持ちだったということ。

日々のことに追われて忘れてしまいがちだけれど、誕生日のこの日に、父と11年前に亡くなった母への感謝の気持ちを捧げたいと思います。



kyoko0707k at 23:57│Comments(2)TrackBack(0) つれづれなるままに 

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この記事へのコメント

1. Posted by mari   2005年07月08日 16:46
お誕生日おめでとうございます。
七夕がお誕生日って、とってもすてきですね。
お父様も退院されて何よりです。お疲れ様でした。
お父様のこととあわせて、ここのところの寒暖の差で、お体に負担がかかったのでしょう。養生されてください。
私も実は今朝、急な腹痛でダウン。何とか午後から出社しています。今夜は付き合い関係の立食パーティーなので、昼食が食べられなかった身には気が重い・・・。まあ、何とかがんばってきます。
40代になると、今まできいた無理がきかなくなりますね。
お互い、ぼちぼちがんばりましょう! ではまた。


2. Posted by sally   2005年07月10日 00:48
mariさん、お体の具合、いかがですか?
立食パーティーというのも、なかなか大変だったことでしょう。そんな折に、メッセージをありがとうございました。

子育てなど家庭のことをクリアしながら、懸命に仕事をしていると、時折、大切なこと見失っているような気がすることがあります。

誤魔化しながら、いい加減に仕事をするのと、「ぼちぼちがんばる」のとは違いますもんね。「それって、あなたがやりたかった仕事でしょ? だったらもう少し楽しむゆとりをもたないと…」そんなふうに、自分に言い聞かせ、自分を見つめ直しながら、ぼちぼちがんばりたいなあと思います。

この週末、mariさんも、どうかゆっくり過ごして元気を取り戻してくださいね。

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