2005年06月29日

角田光代「真昼の花」

昨日は移動中に角田光代さんの「真昼の花」を読了。
角田さんらしい、ひりひりした感じが伝わってくる小説でした。アジアの熱気や混沌とした空気のようなものに包まれて、読んでいる私自身までひりひりとしてしまう。
うまいなあと思いつつ、読後はしばし呆然として、ちょっと辛くなります。

ついこの間、彼女の「恋するように旅をして」を読んだばかりなので、あのときの旅が、こうして小説になるんだなあ…なんて、そんなことも考えてみたり。
⇒「恋するように旅をして」の」詳細はこちら


実は、角田光代さんには、インタビューの仕事でお会いしているんですね。
時間がたっぷりあったので、記事に掲載する話題が終わったあとも、少し雑談したりして、本当に楽しいひとときでした。作品のイメージとは違って、少女のように可愛らしくて、物腰の柔らかな女性でびっくり。だって、とても異国を、それもアジアを一人で旅するようには見えないんだもの。
…なのでそれ以降、どうしても実物の角田さんのことを思い浮かべながら、作品を読むようになってしまっています。

真昼の花


kyoko0707k at 01:48│Comments(0)TrackBack(0) 本のこと 

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