2006年03月
2006年03月25日
風邪をこじらせておりました…
先週の確定申告書作成の徹夜以降、イベントがあったり締め切りが続いたりで、2つの仕事が同時進行で猛烈に忙しく、ついにダウン。風邪をこじらせてしまいました。
…で、すっかり日記の更新から遠ざかり、ご心配をおかけしていたようで、申し訳ありません! ようやく熱も下がり復活の兆しですので、これからまた日々のつれづれを綴ってまいりますので、皆さまどうぞよろしくお願いいたします。
*画像は、さっき家の窓から見上げた空の写真です。詩人の黒田三郎さんの作品に「秋の空が青く美しいという/ただそれだけで/何かしらいいことのありそうな気のする/そんなときはないか…(以下省略)」というものがありますが、秋でなくてもどの季節でも、私は空を見上げるのが好きです。そしてまさに黒田さんのいうように、澄み切った青空だったりすると、ただそれだけで、いいことがありそうな気がして元気が出てきてしまうのです。
2006年03月16日
昨日は帰ったらカレーが出来てました!

昨日も帰りが遅くなって21時半くらいにヘトヘトになって家に着いたらなんとカレーが出来てました!
次男が4時間かけて作ったカレーです。トマトのホール缶を入れたり、ガラムマサラを入れたり、ずいぶん工夫してありました。疲れて帰ったらご飯ができてるなんて、夢のようです。
この波に乗れなくて、どうしようかと様子を見ているらしい長男。洗濯物をとりこみ、お風呂の準備をし、後片付けを目立たないようにして、夜中に仕事をしている私に、そっとCDを差し入れてくれる君のやさしさ、私は知ってるよ♪
2006年03月14日
確定申告書できました
もうちょっと早くに取り掛かればいいのだけれど、何をするにもお尻に火がつかないとだめなんですよね、私。原稿の締め切りだって、ぎりぎりになってようやく言葉が天から降ってくるというか、のめり込める性質で。編集部や制作会社の担当者さん、デザイナーさんにはいつもご迷惑をおかけしてます(反省)。
ぎりぎりはいけないけれど、確定申告書の作成をすると、この1年間の仕事を振り返ることができて、なかなか感慨深いものがあります。接待交際費にしても、打ち合わせのたびに自分がコーヒーを飲みたいからと、途中のカフェで人数分のコーヒーやカプチーノを買って差し入れしたりしていて、その領収書がけっこうな金額でびっくり! でも、いい仕事ができてよかったな…とかね。何十万円という、めまいがするほどの旅費交通費だけれど、あの街にもこの街にもいったなあとか、そうだった、温泉特集の取材で上越新幹線に乗って群馬の山奥まで行ったりもしたなあとか。
かなり源泉されているので、還付されることもわかってうれしいけれど、収入が増えた分は、確実に国民健康保険や住民税に反映されるので喜んでばかりもいられません。私は、昨年コンタクトレンズを作るときの検査で眼科に行っただけなのに、どれだけ多くの国民健康保険料を払っていることか…。助け合いだから仕方ないけれど、あらためて計算してみると、ありゃ〜という気分にもなります。
そういう意味では、賞与があって、有給休暇があって、会社が保険料の半額を負担してくれる「会社員」という立場が一番優遇されているのかもしれませんね。だけど、私は今のままで満足してます。いろいろな人に会えて、いろいろなところに行けて、大好きな「書くこと」を仕事にしている。企画・広報のほうの仕事は、ちょっと辛いこともあるけれど、これも人生の中でのひとつの修行なのでしょう。そんな機会を与えられたことに感謝しないとね。
いっぱい税金を払わないといけないことも、たくさん働いたことの証しなのだから誇りに思うことにしましょう。平成18年度もまた頑張ろうと、気持ちを新たにしている、徹夜明けのsallyです。
2006年03月13日
キャベツいっぱいのパスタの日
1日、家で缶詰で仕事をしていて、しかも夕方になっても雨はやまず…。家にあるものでのパスタの日となりました。
まずは、「アンチョビとキャベツのパスタ」。冷蔵庫に春キャベツが1個と、買い置きのアンチョビのフィレの缶詰があったので、迷わずこのレシピが浮かびました♪ パスタをゆでるときの最後の1分くらいのときに、ざく切りのキャベツを投入し、一緒にざるにとります。アンチョビのフィレを刻んだものと、にんにく、茹で上がったパスタとキャベツをオリーブオイルでサッと炒め、ブラックペッパーを少しとパセリをふって完成。パスミジャーノレジャーノ(チーズ)をおろして加えれば春の味満喫のパスタの出来上がりです。*アンチョビの塩気がかなりあるので、通常は塩を加えなくて大丈夫なはずです。
続いては、「キャベツを加えたカルボナーラ」。こちらは幾分細切りにしたキャベツを茹で上がりの30秒前くらいに加え、ソーセージ入りのカルボナーラソースであえました。キャベツの甘みがあるので、いつもよりもブラックペッパーを多めにして、味を引き締めるといいようです。
ひき肉の買い置きはなかったし、冷蔵庫に残っていたのはこの薄切り肉だけだったので、まっいいかなと。仕上げになすを加え、いつもより太目の1.9ミリパスタとあわせましたが、なんとも懐かしい味わいに仕上がりました。
最近は1.7とか1.4が主流なので、1.9ミリだとまるでうどんみたいに感じられます。でも、アルデンテに茹でて、ナツメグなどを入れてスパイシーに味付けしたこもパスタ、なかなかの味でした♪
ってなわけで、先週はパスタ4品と、キャベツや生ハムで作ったサラダでおしまい。今週は豪華なペスカトーレとか、サーモンクリームなんかを作りたいです(それって、私が食べたいものなんだけど…苦笑)。
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2006年03月12日
2006年03月10日
母の味、伝授いたします!
これまで、どうしても遅くなることがわかっているときには、カレーやらおでんやら、牛丼やら、何かしら準備して出かけたのですが、この日はまったく用意ができておらず、いったいどうなっているかと心配して帰宅したら、上記のような具合でものすごーく感動してしまったんです。料理を作るのは大好きだけれど、遅くなって帰ってきたとき、夕飯ができているって、なんて幸せなんだろうと。
そして、先日の次男の不登校のことについて書いたブログに寄せられた、通りすがりさんの「もっと家のことをさせてはいかがですか」というコメント―。
私は、はたと、ひらめきました。「そうだ、これから夕飯づくりは当番制にしよう!」と。少なくとも、今は春休みで息子二人はやたらと暇そうにしているし、将来のお嫁さんに「何にもできないんだから」なんて言われないようにするのも、母の役目のようだし。
それで、今日、家にいた次男に言ってみたんですね。「この間はパパが夕飯を作ってくれたし、これからは夕飯作りを当番制にしようよ。私が週4日。あとはそれぞれ1日ずつ」と。で、返ってきたのは「料理ができないわけじゃないけど、いきなりは無理! 当番制にする前に味や作り方を伝授してくれないと」という答え。
それで、善は急げとばかり、sally特製から揚げの作り方講座となったのでした。自分でやったほうが手早いけれど、息子と並んで台所に立つというのもなかなかいいものです。いっぺんには無理なので、今日はこのから揚げの下味のつけ方、揚げ方のみ。息子が奮闘する脇で、私は菜の花のからしあえをつくり、サラダを作り、ほうれん草をゆで…と働いておりました。
鶏肉に下味をつける間に、もう1品、大根の味噌汁も。油揚げを入れたいというけれど、買い置きがなかったので仕上げにわかめを入れることにしました。写真は千六本の大根に奮闘中の息子の様子です。チャーハンやオムレツは得意だけれど、こうしたおかず作りはしたことがないので、新鮮だった様子。
当番制については、すぐには実現しないかもしれないけれど、こうして新しい我が家の歴史が始まりつつあるようです。
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2006年03月09日
俵万智「かすみ草のおねえさん」

今、俵万智さんのエッセイにはまっています。彼女と私は同い年。この「かすみ草のおねえさん」は、俵さんが27歳から31歳のころに書いたエッセイ集ですが、少しも昔の話に感じられず、共感することが多い本でした。
私は、俵さんや林あまりさんなどの歌集を読むのがとても好きだけれど、自分では作れません。でも、俵さんの言葉に対する考え方や、日本語への思い、どこか生真面目なところ、それでいて思いがけないような大胆さのあるところ(ほら、俵さんはシングル・マザーになりましたよね)など、たぶん、私と似ているところがあるのではないかと思うのです。私は、シングル・マザーではないけれど、生真面目さと裏腹の「!」の部分がありますから。
「かすみ草のおねえさん」の最後に紹介されていた、俵さんの短歌がとても心に残っているので、紹介しますね。
「もし」という言葉のうつろ人生はあなたに一度わたしに一度
そのとおり! 私は○歳のころに戻りたい、やり直したいと思ったことがないんですね。もしもあの時にこうしていたら、あの道を選んでいたら…と考えるなんてもったいないし、シワやシミができて、若い頃みたいにピンと張った肌ではないけれど、失敗も含めて一つ一つ積んでここまで来た、今の自分が一番好きです。人との出会いも、本との出合いも、すべて必然。そう思っています。
今、私の手元にある、俵さんの本。「あなたと読む恋の歌 百首」「言葉の虫めがね」「花束のように抱かれてみたく」「三十一文字のパレット」「りんごの涙」。
アマゾンで、いっぺんに注文してしまいました。小説を読む合間に、少しずつ少しずつ、味わいながら読みたいなと思います。
2006年03月07日
不登校を克服しての道のり
このブログでも度々書いてきた、次男のコーラス部のコンクールのことや、音大受験の話題ですが、皆さんきっと親ばかだと思われたでしょうね。でも、次男の進路については、中学時代にさかのぼっての、いろいろな事情があったため、思い入れもひとしおなのです。
【中学での不登校】
実は、次男は中学2年の後半から中3になる直前まで、不登校でした。成績もよくて、クラス委員も務めるまじめな子だったのですが、それがかえってあだになったようで、クラス崩壊を起こして授業もあまり成り立たず、ぐちゃぐちゃになっていた教室の中で疎外感を感じ、クラス委員としてクラスをまとめられないことに責任を感じて行き詰ってしまったのが原因のようでした(とはいえ、そのことは、かなり後になってからわかったのですけれど。本人は体調不良を訴えるだけで、貝のように黙ったままでしたから)。
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2006年03月06日
パスタの報告、あと4つ
先週は土曜日に変更になった「パスタの日」の4品目は、牛のたたきのサラダにも使った菜の花を彩りに添えた、「あさりと菜の花のパスタ」です。
コンソメしょうゆ味のスープが多めのパスタです。今年は気温が低かったために、あさりの成長が遅いのだとか。それで、粒が小さいのですね。でも、味はしっかり。春を満喫できるパスタでした。
5品目はトマト、ほうれん草を練りこんだ三色の色鮮やかなパスタをソーセージ入りのカルボナーラに仕上げました。荒挽きの黒胡椒をたっぷりと。
6品目は、「いかと明太子のパスタ」。明太子をバターとほんの少しの料理酒、しょうゆと一緒によくほぐし、いかそうめん1パックを加えます。そこにアルデンテにゆでたパスタを混ぜ合わせると、余熱でいかに火が通るというわけ。大葉を買いそびれたので、青ねぎを散らしました。各自、取り分けた後で、刻み海苔をのせていただきます。
7品目は、おまけです。先ほどの三色のパスタをゆですぎてしまったので、バジルペーストをほんの少しとオリーブオイル、塩・胡椒でさっとあえて、スイートバジルの葉を散らし、パルミジャーノ・レジャーノ(チーズ)を、大きめにおろしてのせました。シンプルだけど、バジルやチーズ、オリーブオイルの味がよくマッチした、おいしいパスタができました。
…というわけで、久々に7種類のパスタを作り、家族全員が勢ぞろいして、にぎやかな夕食となりました。
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