2005年06月

2005年06月30日

吉田修一「パレード」

久しぶりに日付が変わらないうちにベッドに入ったものの、5日続けて午前4時就寝だったために、リズムが狂ってなかなか眠れず…

それで手に取ったのが吉田修一「パレード」。第15回山本周五郎賞受賞作ですね。で、読み始めたのがいけませんでした。結局、一気に読んでしまって、またもや寝不足。解説の川上弘美さんが「こわい小説」と言っていたことに納得。読んでいる途中はちっともこわくないのだけれど、ラストの怖さはどう表現したらいいんでしょう?

5人の男女の不思議な共同生活の様子を、5人のそれぞれの視点から語っていく構成がまた絶妙なんですね。こわいし、深く考えさせられるけれど、ストーリーの中には心温まるというか、ほっとさせられるような愛すべきエピソードや人物も出てくる…。私は第1章の杉本良介のことを「こいついいじゃないか」と思って読んでいたら、解説で川上弘美さんも同じことを書いていたので、うれしくなりました。

吉田修一さんの本は、このほかには「パーク・ライフ」(芥川賞受賞作)しか読んでいないけれど、機会あるごとに少しずつ読んでいきたいと思います。

パレード


kyoko0707k at 09:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)本のこと 

2005年06月29日

心にしみわたるリュートの名曲

リュートの演奏を聴いたことがありますか?
どこか物哀しく、静かで、心にしんとしみわたる音色です。

悲しみよ、とどまれ私は、仕事をしているときに音楽をかけると集中できないのですが、こうした静かな楽曲は別。中でもジョン・ダウランドのリュート歌曲をメゾソプラノの波多野睦美さんが歌い、つのだたかしさんがリュートを演奏している「悲しみよ、とどまれ」(1992年・PARDONレーベル)は、本当に本当に素敵です。3年位前に、版画家の山本容子さんの推薦盤として紹介されていたのを雑誌で見て、探しまわってやっと見つけた1枚です。

調べてみたら、今、再版準備中なのですね。でも、どこかのお店の片隅にひっそりと置いてあるかも…


代わりに、同じ波多野睦美&つのだたかしでおくる、リュートの名盤をみつけました。こちらも、かなり期待できそうです。

アルフォンシーナと海



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角田光代「真昼の花」

昨日は移動中に角田光代さんの「真昼の花」を読了。
角田さんらしい、ひりひりした感じが伝わってくる小説でした。アジアの熱気や混沌とした空気のようなものに包まれて、読んでいる私自身までひりひりとしてしまう。
うまいなあと思いつつ、読後はしばし呆然として、ちょっと辛くなります。

ついこの間、彼女の「恋するように旅をして」を読んだばかりなので、あのときの旅が、こうして小説になるんだなあ…なんて、そんなことも考えてみたり。
⇒「恋するように旅をして」の」詳細はこちら


実は、角田光代さんには、インタビューの仕事でお会いしているんですね。
時間がたっぷりあったので、記事に掲載する話題が終わったあとも、少し雑談したりして、本当に楽しいひとときでした。作品のイメージとは違って、少女のように可愛らしくて、物腰の柔らかな女性でびっくり。だって、とても異国を、それもアジアを一人で旅するようには見えないんだもの。
…なのでそれ以降、どうしても実物の角田さんのことを思い浮かべながら、作品を読むようになってしまっています。

真昼の花


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2005年06月28日

深夜のローズヒップティー

ミントティーに引き続きローズヒップティーのことを話題にしたら、さぞかしハーブティー好きだと思われるんだろうなあ…(違うんだけど)。
本当はコーヒーが一番好きなんですけどね。特にグァテマラ産の豆が。
寝不足&コーヒーの飲みすぎで、いい加減、胃の調子がおかしくなってきたので、美容効果も期待して、ちょっとがんばってハーブティーを飲んでるわけです。

だけど、さっき「明日の朝イチで」と言われていた原稿を1本、今のうちに送っておこうと思ってメール添付で送ったら、即効で返事が来てびっくりしてしまいました。
こんな時間に事務所にいるなんて、家に帰れなかったんだなあ、みんながんばっているんだなあと思ったら、「私もまだまだがんばりが足りない!」と少し元気が出てきたような気がします。

あと一息! 目標、4時就寝。


ローズヒップティー
ローズヒップの赤い色を写真に撮るのって難しい!
携帯のカメラだし…

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2005年06月27日

柴田よしき「貴船菊の白」

原稿の合い間に(お風呂にも持ち込んで)柴田よしきさんの「貴船菊の白」読了です。
京都を舞台にした短編ミステリーというのが裏表紙の文句ですが、ミステリーというよりも人情話というか、人間の心の綾を書き込んだ作品という印象を受けました。でも、最後の最後に「えっ!」と思わせる大どんでん返し(大袈裟かな?)が用意されている点では、やはりミステリーなのでしょうし、どこか連城三紀彦の世界を思わせるものがあります。

中でも心に残ったのは7つの短編の最後にあった「幸せの方角」。編集者と作家の節分祭の夜の話なのですが、読後感がとてもよくて秀逸。日本酒と肴の話など、柴田よしきさんならではのおいしい食べ物の話やうんちくも楽しめます。

また、朝…。ほんの少しだけ眠ることにします。

貴船菊の白


kyoko0707k at 03:55|PermalinkComments(2)TrackBack(0)本のこと 

2005年06月26日

ミントティーを一杯

朝4時まで仕事をして、うつらうつらと眠って昼前に起きて、またPCの前に向かっています。
さすがにストレス過多で食欲もなし…
それで、前にフードジャーナリストの平松洋子さんが雑誌で紹介していたフレッシュハーブのミントティーを試してみました。

ベランダで育てているスペアミントの鉢から、元気のよさそうな葉を3〜4枚ちぎってきて、耐熱カップに入れ、熱湯を注いで5分くらい待つと、それはそれはいい香りがしてきます。
あんまりハーブティーは得意じゃないのだけれど、これはいいです♪
歯磨き粉のような強い香りじゃなくて、ふわ〜っとした香りで気分もリフレッシュ。
効能としては、利尿作用もあるらしいので、座りっぱなしで足がむくみがち私の体にぴったりの飲み物といえそうです。
ミントティー

kyoko0707k at 16:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)リフレッシュ 

2005年06月25日

NHKドラマ「七色のおばんざい」

今週月曜から始まったNHKドラマ「七色のおばんざい」は、柴田よしきさんの「ふたたびの虹」が原作になっていると聞いて、見たいような見たくないような気持ちだったのですが、結局昨日の深夜に1週間分再放送していたものを見てしまいました。

京都のおばんざいを出してくれる小料理屋「ばんざい屋」の女将役を相田翔子さんがされるのは、原作を読んだ私のイメージよりも若すぎるのでは?と思っていたけれど、ふんわりした感じが予想以上にぴったりで、さすがのキャスティング。
小道具屋「かほり」の清水役の筧利夫さんもいいです、とても。
原作のエピソードを再構築して、あんなふうに上手にまとめてしまうなんて、脚本家の方の力もすごいな、さすがだなと思いました。

自分がとても気に入っていた小説(子どもの頃は童話も)が映像化されることに抵抗があって、これまでそういうものは極力見ないようにしてきたけれど、まったく別のものとして楽しむのもいいかもしれませんね。

とはいえ、やはりこの「ふたたびの虹」、原作がすばらしいので、ドラマを見た人がこちらの本の方も読んで、二重に楽しんでもらいたいなあと思います。

七色のおばんざいホームページ http://www.nhk.or.jp/23renzoku/index.html 

ふたたびの虹


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2005年06月24日

柴田よしき「観覧車」

どんなに忙しかろうと本は読みます。
ただ今、柴田よしきにどっぷりです。

この「観覧車」はおととしの2月に刊行されたとき、新聞や雑誌の書評欄で絶賛されていて、ぜひ読みたいと思っていた本。文庫になるのと首を長くして待っていたら、ようやく祥伝社文庫から出ました!

連作短編集だけれど、作品の中での時間の経過と同じ時間を経て書かれたのだとか。ミステリーとしても優れているけれど、何より主人公「唯」の一途な想いに胸を打たれます。だけどね、失踪した唯の夫の謎については解決されていないから、もどかしい! 
あとがきに「この謎については続編ではなく、また別の作品として語るつもりでいます…とあったけれど、それはいつのこと?
柴田よしきさん、早く続きを書いてください。

観覧車―恋愛ミステリー


kyoko0707k at 05:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)本のこと 

徹夜です…

外で鳥が鳴いてます。朝になっちゃいました…
今週は外に取材や打ち合わせに出ることもなく、締め切りに追われて引きこもりの日々。

自費出版する人の原稿を読んで添削したり所見書いたり、電話取材してレポート書いたり、某WEBサイトの特集記事を書いたり、来月から始まる仕事の企画書作ったり、構成案書いたり…
私の机のまわりは資料だらけですごいことになってます。同時進行で頭の中、ちょっと混乱してるし。
でも、そんな中、新しい仕事のオファーが2つもあったのだから喜ばなければ!
来る仕事拒めず…これって、フリーランスで仕事している人の宿命かも。
あ〜いつか自分の事務所を持てたらいいなあ。だからがんばろうっと。

昨夜のご飯】★ビタミンB2が豊富な豚肉づくし
冷しゃぶサラダ(写真)/一口ひれかつ/冷奴/じゃがいもとわかめのみそ汁/きゅうり・なす・みょうがの浅漬け(自家製)/キムチ(買ってきたもの)/鶏そぼろ

冷しゃぶ

kyoko0707k at 04:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)仕事のこと 

2005年06月23日

トマトの料理を2つ

3月まで仕事がらみで書いていたブログが終了してから
個人でブログを始めようと思い立ってはや2か月。
ようやくsallyのブログが始動です。

さて、今日は先日友人に教わったトマト料理を2つご紹介します。

【ミニトマトの杏露酒漬け】
ミニトマトを湯むきして、ひたひたの杏露酒につけるだけ。
漬けてから2日くらい経つと杏子酒の味がほんのりしみておいしいです。
冷蔵庫でキーンと冷やしてデザート感覚で召し上がれ♪

【リゾット風トマトご飯】
これも簡単すぎて申し訳ないほど! でも試してみたらすごくいい味。
少し大きめの器(カフェオレボウルなんかがいいですね)に
ご飯を半膳分、大きめのトマトをざくざく刻んだもの、エリンギ1本分を輪切りにしたものを入れて
コンソメの素を適量つぶしてパラパラとふりかけ、上に粉チーズをふりかけて、レンジでチン♪
もしあればパセリのみじん切りを散らせば彩りも美しくビタミンCもたっぷり。
私は激辛ハバネロスパイス(タバスコみたいなもの)をかけて食べました。

杏酒漬けのトマト

kyoko0707k at 01:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)今日の一品